映像部会

2020東京オリンピックもコロナ禍の影響で2021年7月に延期を余儀なくされたが、オリンピック開催を目標とした技術開発のお陰で、世界中であたらなハードウェアや世界標準規格が産まれている。 コロナ禍の状況下でも、それらを用いた新たなソフトも産まれている。人々の活動も留まることがなく、劇場に於いてもVR/ARなど新たな演出も取り入れられ、映像制作技術と劇場映像演出の融合や、劇場に来られない人々に対しIPネットワークを利用した配信など、新しいセンスでハードウェアを使いこなす事により、新たな世界が広がりつつある。既存メディアが拡張し、他のメディアどうしが融合し、新しい価値観が産れる時代だと感ずる。

令和5年度活動計画

部会及び研究会は、リアル参加を復活させて情報共有を深め、WEB併用で出来るだけ多く参加していただけるよう、月1回程度を目標に開催し、関連情報の収集および会員への情報発信、他部門との相互連携を目標として活動する。

以下の研究テーマを中心に、最新動向の調査および研究会を実施する。

「研究会テーマ」

  1. 劇場メディアの拡張性について(部会を超えたテーマで調査し、他部会と共同研究を行う)
  2. 劇場映像装置について(その役割、機能、効果等、調査研究を行う)
  3. 映像演出機器について(劇場に持ち込まれる機器等、調査研究を行なう)
  • それぞれのテーマに沿って、研究員を募り研究会を発足する。
  • それぞれのテーマに沿って、専門分野の講師を招いて研究会を開催する。
  • それぞれのテーマに沿って、該当する施設や企業、展示会等を見学し知見を深める。

JATETフォーラム/技術展で、それぞれの研究成果を発表する。

高輝度プロジェクター設置に関するガイドライン≫

技術の進化に伴い、プロジェクターの高輝度化が著しい発展をしています。 プロジェクターを安全な位置に設置・設営ができていないと事故にも繋がり、大きな損害が生じる事案が想像されます。 そのような事案を起こさないようにJATET映像部会では、劇場・ホールにおける常設機材だけでなく、移動機材や持ち込み(仮設)機材も想定して、安全に設置・運用するガイドラインを策定します。

「SMPTE ST2110」映像部会・音響部会共同研究会の情報公開

現在、映像部会と音響部会との共同研究会として、映像・音声・信号の新しい信号伝送技術SMPTE ST2110についての研究を進めています。 研究会の進捗に従い、逐次資料を追加していく予定です。

2023年度

2022年度

2021年度