演出空間照明用調光器調光特性規格 |
|
調光操作卓のフェーダー操作に対してランプの明かりがどのように変化するかを調光特性と定義して規格化したものです。 一般に調光特性は、オペラや演劇公演の場合には微妙な暗い明かりや、その変化を重視するために、2.7乗〜3.0乗カーブが良いとされ、また多目的ホールの講演会等では、広い視野に入る明かりの変化として2.0乗〜2.3乗カーブが良いとされています。 このように用途によって異なるために、JATET規格はJATET−AカーブとJATET−Bカーブを規定しました。 この規定が制定された背後には、同じ演目で全国を巡業するツアー興行等で、省力化を目的として、調光データをフロッピーディスクに保存し、次の劇場でそっくり照明効果(調光レベル値)を再現するためのシステム”COMOS”がありますが製造メーカー間で調光特性が異なると正しく照明効果が再現されません。このために規格を制定したものです。 |
|
演出空間照明用調光器調光特性規格 JATET−L−3020 |